タイトル

    推薦理由

    本事例が所在する大栄町は「大栄スイカ」で知られる西日本有数のスイカの産地である。
    この辺り一帯は、大山山麓の黒ぼく地域でスイカ、長いも、梨、芝と特産も多く、また畜産も盛んな所である。
    乳雄肥育は哺育、肥育の一貫生産が古くから行われている。
    乳牛も県内では古くからの生産地で特に水田裏作や転作田を活用した飼料作物の栽培は、全国でも早くから共同作業に取り組み、地域での集団でブロックローテイションを行うなど歴史は古く現在も共同体としての活動は活発に行われている。
    その中でも当経営主は常に中心的な役割を担っており、現在は大栄町酪農組合長として頑張っている。


    牧場名 山下芳明
    畜種 酪農経営
    従事者数 2人
    経産牛頭数 37.0頭
    育成牛 21.4頭

    経営の一番の特徴は、自給飼料を中心にコスト低減を図っていることである。
    (乳飼比35.1%)
    基本は、牛1頭当たり10aの草地を確保すれば飼料自給率も高まり、堆きゅう肥処理にも対応できるという考え方である。
    平坦地の土地生産性の高い地域で、自給飼料生産を基本とした酪農経営で他作物と対等の所得が得られ、循環型農業の地域との調和も良く、後継者もあり規模拡大の希望を持つ将来性に富んだ経営である。


    牛舎全景

    牛舎内部

    すいか長いもマラソン等、地域振興に一役かっている 大栄町酪農組合の皆で共同作業

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