(1)肉用牛の省力多頭飼育技術の確立繁殖雌牛の群飼飼養と、哺育柵を利用した哺育・離乳について検討することで、集約、省力的な和牛子牛生産技術の確立を図り、和牛子牛の生産コストの低減につながる試験をしています。(2)牛の受精卵移植技術の確立優良な形質を備えた牛から、品質の高い受精卵を作る試験をしています。できた受精卵は県内農家に供給しています。(3)上質肉を生産する技術の確立鳥取県産和牛を用いて、おいしい牛肉を生産するための肥育試験をしています。(4)牛乳の増産と乳質の向上技術の確立高泌乳牛の飼料給与方法や、育成方法についての試験、自給飼料を用いた混合飼料の有効性等について試験をしています。(5)粗飼料生産利用技術体系の確立鳥取県の風土にあった、飼料作物の栽培試験や、夏作物のラッピングサイレージの調製技術についての試験をしています。(6)優良な種雄牛の造成黒毛和種種雄牛の産肉能力検定をおこない、肉量、肉質の優れた種雄牛の選抜をしています。(7)牛の人工授精技術の確立優秀な検定済み種雄牛の凍結精液を安定的に供給するとともに、産子の発育状況についての調査をおこなっています。さらに詳しい試験研究内容についてお知りになりたい方は、鳥取県畜産試験場 TEL 0858-55-1362 FAX 0858-55-0330までご連絡ください。 |
住所鳥取県東伯郡赤碕町大字松谷606 |
JR山陰線 赤碕駅より徒歩15分 | |
1996年10月21日作製