平成17年度鳥取県堆肥共励会実施要領

1 目  的
  畜産農家の良質堆肥の生産技術の向上と、耕種農家等に向けた利用促進を図るため、堆肥の品質や成分を評価し比較検討するとともに、畜産・耕種農家相互の情報交換の場を持つことにより、堆肥の流通促進ならびに環境保全型農業の確立・推進に資することを目的とする。
2 主  催 鳥取県・社団法人鳥取県畜産推進機構

  3 対  象
(1)出品対象者
  県内の畜産農家及び耕種農家(法人も含む)、営農集団、市長村・農協等が運営する堆肥センターとする。
なお、前年最優秀賞受賞は対象外とする。
(2)畜 種
  限定しない。ただし、牛以外(鶏、豚)に由来する堆肥については、審査の対象とせず、参考出品扱いとする。
(3)出品数
  各総合事務所又は各地方農林振興局(以下、「総合事務所等」という。)を地区単位とし、1地区あたり10点以内、かつ各申込者からの出品は堆肥1点とする。

4 参加申込
  参加申込は、別記様式に必要事項を記入して、平成17年8月24日(水)までに総合事務所等に提出するものとする。
総合事務所等は、管内の参加申込書を取りまとめ、平成17年8月26日(金)までに畜産課に提出するものとする。

5 サンプリング
(1)実施日程
   平成17年9月1日(木)から9月15日(木)までの間に、参加申込者の協力を得て畜産課、農政課、各総合事務所等及び畜産推進機構の担当者が実施する。
(2)サンプリングする堆肥
  日ごろ生産している堆肥とし、共励会用に調整したものでないものとする。

6 堆肥分析
(1)堆肥の肥料成分等の分析は、環境分析機関で実施する。
(2)堆肥の腐熟度等の分析は、中小家畜試験場で実施する。
(3)出品者から分析費用は徴収しない。

7 審  査
  環境分析機関及び中小家畜試験場で分析した堆肥について、審査委員会が品質を評価・採点する。
(1)審査日  平成17年10月28日(金)
(2)場 所  園芸試験場
(3)審査方法 別紙「堆肥共励会堆肥品質評価基準」により、現物を審査する。
(4)審査員  農政課(2)、農業試験場(1)、園芸試験場(1)、中小家畜試験場(1)、社団法人鳥取県畜産推進機構の職員(1)並びに鳥取大学土壌学研究室助教授(1)、鳥取県堆肥センター協議会長(1)耕種農家代表者(1)計9名
  
8 審査結果の公表及び表彰
(1)公 表
  審査結果は、平成17年度土づくり研修会の中で、審査結果を公表し表彰する。
  研修会は11月上旬に開催することとし、日時、場所等の詳細については、別途、社団法人鳥取県畜産推進機構が通知することとする。

(2)表彰
  審査した堆肥の中で、品質が優秀なものについて表彰する。
        最優秀賞 1点(鳥取県知事賞)
        優秀賞  2点(鳥取県畜産推進機構会長賞)

(3)展 示
  研修会の会場において、出品堆肥と堆肥の生産状況を展示する。

(4)その他情報提供
  審査結果は農林水産部ホームページ等を活用し、広く情報提供を図ることとする。

9 土づくりフォーラムの開催
(1)趣旨
  耕種農家と畜産農家(出品者を含む)が、地域内での堆肥流通促進に向けて、直接意見・情報交換を行う場として、総合事務所等を単位に県下5箇所で開催する。

(2)開催日及び場所
 総合事務所等との調整の上、別途通知することとする。

(3)開催方法
 総合事務所等を単位に県下5地区で開催することとする。各地区での開催方針は、別途、総合事務所等と調整の上、決定することとする。
ホームに戻る